【東京・私立・共学】東京立正中学校・高等学校 学校説明会レポート | 晶文社 中学受験案内

【東京・私立・共学】東京立正中学校・高等学校 学校説明会レポート

2023年度入試向け

先日、東京立正中学校・高等学校の教育関係者対象の学校説明会に参加しました。設立には堀之内妙法寺30世岡田日帰上人の「五重塔を建てるよりも、学校をつくって人間の塔を建てよう」という決意が込められています。

「生徒が幸せになる5つの目標」(文武両道の極み/全員がレギュラー/挑戦と失敗を応援する/なぜを追求/教室から世界を変える)を掲げ,自己肯定感にあふれながら探究する姿勢を育むことで,変化の激しい世界に挑む力を養います。

◆「挑戦と失敗」

5つの目標の1つに掲げられる「挑戦と失敗」。それについて校長の梅沢辰也先生があるエピソードをお話しくださいました。「体育祭の高校3年生のチーム戦の練習で、負けなしのチームがありました。そのチームに必勝法を聞くと、『失敗を前提にしているんです。失敗しないようにしようとすると失敗した時に動揺するから、失敗を前提にすれば動揺しません』とのこと。実際に体育祭で失敗をしたのですが、動揺することなくプレーし、見事優勝を収めたのです」

本校には、積極的な挑戦を応援し、サポートする風土があります。部活動にも勉学にも行事にも、失敗を恐れずに挑戦してほしいと願っています。

◆みんなで畑仕事

中学3年生ではカナダ研修を実施。全員が参加対象です。この研修では基本的に、教員の手助けはありません。生徒一人ひとりの問題解決力を養います。昨年度はコロナウイルス感染症拡大による代替措置として、静岡の合宿制語学学校 ランゲッジヴィレッジの英語研修に参加。バスも宿泊棟も貸し切りにして感染対策をしながら、食事中も日本語一切禁止、英語漬けの3日間を過ごしました。

◆英語を身近に

国際人に必要な教養を深める総合学習の時間を設定。「国際理解」「環境」「人権」の3つのテーマを3年サイクルで探究します。生徒達が主体的に調べ、パワーポイントでプレゼン資料を作成。文化祭では3学年の縦割り班での発表を、年度末の2月には保護者や生徒が見ている前で個人発表を行います。2021年度のテーマは「人権」。校外学習や体験プログラムを実施し、発表会で持続可能な社会の実現に向けての方策を出し、実現することを目標としました。

閑静な住宅街を進むと、目の前に東京立正の文字が入った校舎が。
敷地内には広々とした校庭もあります。

東京立正中学校・高等学校

〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2-41-15

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