帝京大学中学校 学校訪問レポート | 晶文社 中学受験案内

帝京大学中学校 学校訪問レポート

2025年度入試向け
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: -1024x768.jpg

(写真は学校提供)

帝京大学中学校・高等学校(東京都八王子市)を訪問してお話を伺ったので,レポートいたします。
帝京大学中学校・高等学校は「気の合う仲間に出会い,勉強や部活はもちろん,様々な学生生活を,存分に楽しみたい」という人におすすめ。友だちや先生とともに学生生活を満喫することで,中高6年間で培った「人への信頼」を基盤として,卒業後にしっかりと自分の人生を歩むことができるようになる――自分と仲間,人,社会と誠実に付き合うための力を与えてくれる学校です。

緑に囲まれた豊かな環境。朝は8時30分からホームルーム/朝講座で始まる。

生徒と先生の距離が近い

この学校の魅力は? という問いに対して,生徒からも先生からも,真っ先に挙げられるのが「生徒と先生の距離が近い」こと。学校見学に出向くと,その様子がとてもよくわかります。
生徒と教員との会話がいたる所で見られ,信頼関係を構築しています。
また,職員室も生徒の出入り自由。生徒は,よい意味で先生を「活用」します。自習していてわからないことがあると,すぐに職員室に出向いて質問。疑問点をすぐに聞けるくらい,とにかく先生に気軽に声をかけます。ある生徒さんは,自習していた教室と職員室の行き来が多いので,とうとう職員室前の机で自習を始めたとか。職員室前の廊下にはホワイトボードや机・椅子が設置されており,いつでも質問を受け付ける環境が整っています。
また,先生の面倒見の良さは,それだけではありません。生徒一人ひとりに寄り添う指導で,生徒が希望すると,添削指導に応じてくれます。
距離が近い信頼関係は,先生と生徒にとどまらず,先生と保護者との距離も近いそう。これも本校の魅力です。

廊下にはホワイトと机と椅子が用意されている。

努力が報われることを形にして,誠実さを育てる

先生を質問攻めにしたり添削指導を頼んだりと,学習意欲が高い生徒が多いのは,生徒のやる気を引き出す本校の教育システムが充実しているからでしょう。
毎週ある小テストは,出題範囲が決まっています。だから勉強に取り掛かりやすく,そこをしっかりと勉強してくれば,ちゃんと点数がとれて自信がつき,さらにやる気もアップ。毎週コンスタントに取り組むので,学習習慣や学力が確実に身につきます。本校の校訓は「誠実・努力・敬愛」。この学習システムは本校の教訓を形にしたもののひとつといえそうです。努力が報われることが「裏切らない」人間の誠実さを育み,誠実であることが人や社会との信頼関係を築きます。「誠実であること」は,社会人になって仕事をしていくうえでも,とても大切ですね。

授業はもちろん,充実した学習サポート体制で生徒の努力を応援し,結果へと導く。

大学附属校だが受験に挑戦し「合格を勝ち取る」

本校は,帝京大学グループ校(医学部医学科を含む)への推薦制度入試を利用することができますが,自分が希望する進路をめざして,外部大学を受験する生徒が多いのが特徴です。学校も大学受験への挑戦を奨励しており,合格にむけて努力する生徒たちのために,日ごろの学習サポートのほか,長期休業中には豊富な講座を用意。外部受験にも思い切ってチャレンジできる環境が整えられています。

行事や部活動にも全力投球

何事にも全力でチャレンジするので,行事や部活動にも全力投球。また,先生と生徒の関係の近さは部活動でも同じ。部活動の発表会には,先生も一緒に壇上に上がってパフォーマンスすることもあるそうです。部活動は,27の団体が活動中。なかでも,南米音楽部は他校にはない部活動ですので,ぜひ注目してください。

11月2日・3日に開催される邂逅祭(文化祭)。外部からの来場者も多い。
ユニークな南米音楽部。

2025年度中学入試について

2025年度中学入試は,試験日程,試験科目は2024年度入試と変更はありません。
第1回2月1日は,2科4科選択で,4科受験生から若干名の特待生が出る場合があります。第2回2月2日は4科入試。特待生選抜があります。第3回2月3日午後は2科入試。午前中に都立中高一貫校を受験する受験生にも受けやすい入試となっています。

帝京大学中学校 第2回中学校説明会

【会場開催】 2024年9月14日(土)
第1回 10:00~11:30
第2回 14:00~15:30
内容(各回共通):「高校生から見た本校」生徒と先生座談会/入試対策アドバイス(国算)
※開催3週間前より申込みとなります。
●帝京大学中学校のWEBサイトはこちら

タイトルとURLをコピーしました