あなたがあなたらしく喜んで生きられる道を見つけよう
今回の講演会は,東京純心女子中学・高等学校が推進している「FYM(FIND YOUR MISSION)プログラム」の一環として実施されました。講演会後,FYMプログラムの総リーダーである野田裕代先生に,このプログラムと今回の講演会にこめられた学校の願いについて,お話を伺いました。
FYMプログラムは,「あなたがあなたらしく喜んで生きられる道を見つけよう」という考えで始められたもの。生徒が「あなたらしい道」を見つけるための機会をふんだんに提供するために,正規授業は1コマ45分,1日5時間で13:00までに終わらせ,午後の時間を「充実した放課後活動」に充てるという,とても画期的なプログラムとなっています。
「充実した放課後活動」には,多彩なアクティビティが用意され,興味関心があることや得意なことに,とことん打ち込んだり,自分の“得意”を見つけるために,複数のアクティビティを試してみたりすることができます。本校の教育の基盤となっているカトリックの言葉で表現するなら,社会に貢献する自分の使命〈ミッション〉を果たせる人になるために,自分に「与えられた才能〈タレント〉」に気づき,磨いていくためのプログラムです。
その背景には,変化が激しく,予測がしにくい未来の社会を生きる力を身につけてほしいという学校の願いがあります。学校では,未来を生きる力を育むために,企業や大学研究室と連携したプロジェクトや,東京都が提供するアントレプレナーシップ教育プログラムに参加するなどして,生徒が実社会を体験できる機会などを提供しています。
なお「充実した放課後活動」には,「体験活動系講座」のほか「学力養成系講座」もあり,進学サポートも充実しています。
生き方には様々な道がある
今回の講演会は,FYMプログラムのスペシャル・アクティビティ。講演会タイトル「今を輝く女性たち~新しい自分に出会うチャンス」に表現されているように,中高生のロールモデルとなる方の話を伺う特別企画です。
1日目の講師は,作詞家・作家である吉元由美さん。作詞家は,作品は皆が知っていても,本人の名前はあまり表舞台に出てこない職業。そのような仕事にも目を向けてほしい,また言葉を大切にしてほしいとの学校の願いがこめられています。
2日目の講師は,子ども食堂共同代表の奥野玉紀さん。子ども食堂の運営だけではなく,学生時代から現在まで,ガラパゴス諸島の保全活動に従事されています。FYMの体験活動系講座の1つ,子ども食堂のお手伝いや子ども食堂に来る子どもたちへの学習支援するボランティア活動でもお世話になっているそうです。
そして,3日目が,本校卒業生であり,様々なメディアで活躍中のラランド・サーヤさんでした。
今回の企画は,アントレプレナーシップを養うプロジェクトの一環でもあり,講演者3名に共通するのは,起業するなど自らがリーダーとして活躍していること,複数の職業やユニークな経歴を持っていたり,多様な生き方をしていたりということ。
「仕事というと『会社に就職』となりがちですが,それ以外にも様々な道があり,自分が『やりたい』と思う気持ちを軸につくっていけることを生徒たちに知ってほしい。少しでも興味があることには,学生のうちに,まずはチャレンジしていってほしいですね」と,野田先生は語っていました。
サーヤさんは,自分の好きなこと,やりたかったことを次々と実現させています。素敵なロールモデルとして,生徒たちの心に刻まれたことでしょう。サーヤさんと純心の生徒さんとの交流の様子に,とてもあたたかい気持ちをもらって会場を後にしました。
〇東京純心女子中学校のFYMプログラムについては,東京純心女子中学・高等学校FYM特設サイトをご覧ください。『中学受験案内2025年度用』6~7ページでも紹介しています。
〇今回の講演会の様子は,八王子タウンニュース(2024年7月18日号)でも紹介されています。ぜひ,こちらもチェック!

