2026年5月13日(水)に神奈川大学附属中学校にて,教育関係者対象の学校説明会があり,参加してきましたのでレポートします!
広大なキャンパス,のびのびとした校風
神奈川大学附属中学校は,JR横浜線・横浜市営地下鉄 グリーンラインの中山駅から,徒歩15分ほどに立地しています。
広大で自然豊かなキャンパスで,のびのびとした校風が特色です。校門から続く並木道の先に,本校のシンボルマークになっている「くすのき」が雄大に,そして温かく来校者を迎えます。
よく整備されたサッカー・ラクビー場に面する校舎は,「くすのき」とともに本校のシンボルとなっている時計台がそびえ,広々とした中庭を囲むように配置されています。


大学附属校でありながら多様な進路をサポート
1学年220名ほどで,高校募集のない,男女共学の中高一貫校です。
神奈川大学の附属校ながら,多くの生徒が他大学に進学する「進学校」であることも特色のひとつ。神奈川大学推薦というパスポートを持ったまま,他大学受験にチャレンジすることもできます。さらに,現在進められている学校改革ではグローバル化がより強化され,海外大学への進学にも手厚いサポートがあります。
「世界のなかで生きる」ためのグローバル教育
日本にいても国際化・多様性が進む社会。本校のグローバル教育は,その現在と未来を見据えた3つの改革が進行中。
神奈川大学附属グローバル教育改革ポイント
・2027年度入試より,英語外部試験の合格級を得点化
・CLIL(内容言語統合型学習)の実施
・海外大学への推薦入学制度の充実
改革1 2027年度入試より,英語外部試験合格級を得点化
英語が得意な生徒への門戸を広げます。これまで,全生徒がそろって「ABC」からスタートしていた中1の英語の授業を見直し,英語力がある生徒の取り出し授業を一部導入します。
改革2 CLIL(内容言語統合型学習)の実施
英語の学びと,思考力を鍛えるプログラムを組み合わせ,習得・成長段階に応じてステップアップ。自分のこと,社会のこと,世界のことを深掘りしながら,英語でも思考できる力をつけていきます。目指すのは,「いろいろな価値観を許容できる人間としての器をつくる」こと。
改革3 海外大学への推薦入学制度の充実
海外大学への進学ルートとして,次の3つが用意されています。
●UPAA(海外大学協定大学推薦制度)の利用
●UNSW Foundation Studies(ニューサウスウェールズ大学進学プログラム)の利用
●マレーシア大学指定校推薦制度(本校独自)
この他にも,アメリカの公立高校の卒業資格がオンライン学習で得られるデュアルディプロマプログラムにも参加可能です。また,海外大学進学に欠かせないTOEFL®,IELTS™受験に向けた講座を開設しており,英語力向上をバックアップ。
面倒見のよい手厚いサポート体制
学校生活へのきめ細やかなサポート体制を整えているのも本校の魅力のひとつ。
中1から高1までは本校オリジナルの手帳を活用します。自己管理能力と振り返りの習慣化, PDCAサイクルの体得を促します。手帳を通じて生徒と担任のコミュニケーションも取りやすくなります。
日々の学びでは,中1・中2で英語と数学の小テストを毎週実施。一定の点数に満たない場合は放課後の勉強会で学び直しをし,その週の学びはその週のうちに習得できるようにしています。
4号館という校舎は,放課後にまるごと自習室になり,部活後も使えるように遅い時間まで開放されています(中1・中2は19時,中3・高1は20時,高2・高3は21時まで)。宿題なども学校で済ませることができるので,学習習慣が身につくと生徒にも好評のようです。
自習室にはTA(Teaching Assistant)が待機して,在校生の学習をサポート。TAは本校の卒業生達なので,先輩の経験を学ぶよい機会にもなるようです。


2027年度入試の変更点
・募集数が,第1回80名,第2回100名に
・第1回の2科入試に,英語資格利用入試の要素をプラス
神奈川大学附属の2027年度入試では,以下の変更が予定されています。
変更点1:第1回と第2回の募集人数
第1回は80名(60名から増員),第2回は100名(120名から減員)に変更予定です。本校第一志望の受験生が,より合格しやすくなります。
変更点2:第1回の2科(国算)入試に,英語資格利用入試の要素をプラス。英検など英語外部試験によるみなし得点と,入試の国語の得点を比べて,高い方の得点が合否判定に採用されます。2科入試であることは変更ありませんが,海外育ちなどで国語力にちょっと自信がない,という受験生も受験しやすくなります。また,この英語資格利用は,帰国生入試にも導入される予定です。


説明会が終わって校舎見学をしていると,4時間目の終了とともに,食堂へ全力ダッシュする生徒さんも。近ごろおしゃれにリニューアルされた食堂の名称とエンブレムは,生徒に公募して「くすのきカフェ」に決まったそうです。おだやかで,のびのびした生徒さんたちが印象的でした。

