首都圏中学受験の学校選びを,“黄色い受験案内”がサポートします
首都圏で中学受験をお考えの皆さん,中高6年間を過ごす学校です。広い視点で,より多くの学校のなかから「これ」と思う学校を見つけたいですね。入学してから「あ,こんな学校もあったんだ!」と後悔しないために,まずは,どんな学校があるのか,総合的に把握しておくことをおすすめします。
“黄色い受験案内”こと晶文社『首都圏 中学受験案内』は,首都圏の中学校約370校余を掲載。首都圏の中学校全体を見渡せるのは,書籍1冊にまとまるからこそのメリットです。

中学校・高等学校で充実した6年間を過ごし,将来への力を身につけるためには,受験生皆さんと学校とのマッチングがとても大切です。そこで,“黄色い受験案内”では,各校の特色・魅力をどうしたらお伝えできるか,また,もしかしたらまだ皆さんがご存じではない「未来の母校」に出あうにはどうしたらよいか,を考えた編集をしています。
学校の特色を伝える3ポイント
“黄色い受験案内”では,以下の3つをポイントとしています。
●丁寧な学校紹介文
●特色で選ぶ「併願校の例」
●首都圏中学模試センターの「思考コード」
学校紹介文は,毎年丁寧に内容を確認し,更新しています。とくにその学校ならではの取り組みをご紹介するように心がけています。

巻頭カラーページでは「私学のユニバーサル教育」を特集。本誌が考える「ユニバーサル教育」とは,性別・国境・人種・障害のあるなし・時代を超えて通ずる普遍的な価値観を育む教育です。変わらない「教育理念」をもち,変わりゆく社会にしなやかに対応する,各校の教育をご紹介しています。志望校以外にも,いろいろな学校の教育内容を知ることで,皆さんが受験校を決めるにあたり「何を基準として選べばよいか」の参考になるでしょう。

併願校も,偏差値ではなく,「受けたい教育」「校風が似ている」などの学校の特色や教育内容から選べるようになっています。ぜひ,これまで知らなかった学校が例として出ていたら,その学校のページも開いてみてください。

「発想がいいよね」を評価する「思考コード」
さて,今後の社会では,AIの発達によって,これまでの仕事の多くはロボット・AIが担うようになるといわれています。そのような社会を生きるために必要な力とは何でしょうか?
それは,「0」から「1」を生み出す力ではないでしょうか。
「発想がいいよね!」と評価される力です。
「0」から「1」を生み出す力は,人々がどのように暮らしているかを考え,よりよく暮らすためには何が必要なのかを感じ取り,必要なことを形にしようとする想いから生まれます。その想いが人間ならではの仕事を生み出す原動力です。
では,「0」から「1」を生み出す力を発揮するためには,どのような力が必要でしょうか?
それらの力は,以下のような力と考えられます。
・知識や観察を元に,必要なことを見出し,どう解決するかを考える「思考力」
・自分以外の人に伝える「表現力」
・既存にとらわれない発想をする「創造力」
これらの力は「発想がいいよね」とほめられはしても,学力評価の基準には入らず,かつては中学入試でも評価されることはありませんでした。しかし,公立中高一貫校の適性検査型入試など「思考力」を問う新タイプ入試の登場により,その力を評価する基準が求められるようになったのです。
そこで,首都圏中学模試センターでは「思考力」「表現力」「創造力」を評価する基準として「思考コード」を開発しました。
「思考コード」で到達度を把握
「思考コード」は,人間の思考力を「知識」「論理」「創造」の3つの領域に分け,思考の深さや複雑さ,抽象度のレベル(到達度)を3段階で表します。

「思考コード」は「優劣」を表すものではありません。
「知識」「論理」「創造力」は,人間の思考(頭の使い方)のタイプですから,どちらが優れている,いないということはありません。覚えることが得意な人がいれば,思いがけない発想をする人もいます。得意な分野が違うのです。だからこそ,お互いが協力し合い,補い合うことができます。また,個人でも,知識が広がることで,より発想力も強まるという関係性があります。
思考力がどのレベルに達しているかを客観的に把握することで,より効果的な成長方法を模索することができます。「思考コード」は,成長するための指標のヒントを与えてくれるものでもあるのです。なお,首都圏中学模試センターの模試を受験すると「あなたの思考コード」がわかるようになっています。
「思考コード」に表れる学校の特色
“黄色い受験案内”では,各校が受験生にどのような力を求めているのかを表す指標として,首都圏模試開発の「思考コード」を採用しています。
各校の紹介ページに,その学校の「思考コード」を掲載。入試問題を「思考コード」で分析し,9つの領域のどこに重点をおいた出題をしているかを示したものです。

各校の「思考コード」を比較しながら見ていくと,その学校が受験生に求める力,入学後に伸ばしたい力が何かが見えてきます。
中学受験のスタンダードタイプは,このような傾向を示します。

いわゆる難関校では,論理力を重視した出題傾向が見て取れます。

公立中高一貫校などの適性検査型入試や,私立中学校での導入が進む新タイプ入試では,創造力に特化した出題も見られます。

相性のよい学校に出あってほしい
各校の「思考コード」により,「素早く計算するとか漢字を覚えるのは得意じゃないけど,“発想がいい”っていわれるよ」という皆さんの力を評価してくれる学校があることがわかるでしょう。ぜひ,皆さんの得意なことが何かを考えながらページを開いて各校の特色に触れ,より皆さんの力を伸ばす学校に出あってほしいと思います。
10月より2023年度入試日程をアプリで公開
また,晶文社『首都圏 中学受験案内』読者特典としてスマホやPCでご利用いただけ「受験生応援アプリ」では,学校検索とカレンダーの2つの機能を搭載しています。
学校検索機能は,教育の特色や入試科目,給食や食堂の有無から該当校をピックアップできます。また,部活検索機能もありますから,入りたい部活がある学校を調べたり,受験校に希望する部活があるかどうかを調べることができます。
カレンダー機能は,2022年秋よりご利用いただけます。10月から,2023年度入試日程を公開予定。アプリ内で入試日程を選択して「Myカレンダー」に登録すると,オリジナルの入試日程カレンダーができます。出願期間,入試日,手続き日,延納制度のあるなしなど,一覧で管理できる便利な機能です。受験校が決まったら,ぜひ「Myカレンダー」をご活用ください。

また,アプリの「メニュー」からは,中高6年間の学費目安や入試特待生制度などを一覧でご確認いただくことができます。


晶文社『首都圏 中学受験案内』は,黄色い表紙がトレードマーク。受験生と学校の出あいをつくる「幸せの”黄色い受験案内”」は,首都圏各書店とインターネットショップよりご購入いただけます。